ガラスの城の約束

 ガラスの城の約束
2021-152
ガラスの城の約束

2019年の映画、GEOの宅配で。

ウディ・ハレルソンとナオミ・ワッツはホームレス夫妻。空き家を見つけては転々と棲家を変える。子供が4人いて、確か上から2番目がブリー・ラーソン。

ホームレス生活なので学校も行かせてもらえず毎日がその日暮らし。父親は酒浸りでロクに仕事をしないのだが、口が立つのでなんだかんだで家族を丸め込んで子供たちは勝手に育っていくんだけど、やはりどっかで「なんかおかしい」と気付き始めて、順番に家を出ていく。

ブリーは会計士の男と付き合ってて、婚約もしている。で、婚約パーティだったかな?の夜に兄弟が両親を招待しちゃって、ナオミが「相談がある」というので話を聞いたらナオミが相続した土地をナオミの兄弟が売るとか言っててそれを買い取るのに100万ドル必要だとか。

当然ナオミが相続した分も100万ドル相当あったわけで、「そんなに資産があったのに私たち兄妹にあんなひもじい思いをさせていたのか」と激怒して親と縁を切る。

とかなんとかあって、父親は長い不摂生が祟って余命が幾ばくも無いとかでやむを得ず父親を見舞って娘と父親は和解してめでたしめでたし。

話しは↑こういう時系列じゃなくて、大人になったブリーの現在と子供のころの回想シーンが交互にあって構成されているので単純ではないんだけど、なかなかすさまじい子供時代を送っている。

まるで映画のような話だが、これが実話だというのだから「本当にこんな人が居たのか」と思うほど。

「ガラスの城」というのは父親が「いつか建てよう」とか夢物語で子供たちに語っていた話で、結局そんなものは建てられなかったんだけどね。

なかなかいい。

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