朝が来る
朝が来る2022-129
朝が来る
2020年の映画、amazonプライムで。
井浦と永作は夫婦、井浦が「無精子症」ということで「ベビーバトン」というサービスで養子縁組をして、奈良の中学生が産んだ子を引き取って育てている。
あるとき「私の子供を返して」という電話がかかってくる。「返してくれないと近所や学校に養子であることをばらす、返してくれないなら金を出せ」ということで「一度会って話しましょう」ということで面会した時のシーンがフライヤーの写真。
夫婦から見たら、子供を引き取った時の「中学生だった彼女」とはどう見ても別人。
「じゃあ誰なんだ?」って話しなんだけど、結局これが本人で、子供を引き渡した数年前から、学校辞めて都会へ出て新聞配達したりして化粧を覚えて…ということで「別人風味になってた」というだけで、子供を産んだ張本人ではあった。
「子供にも養子であることは伝えてあるし『広島のお母ちゃん』という人がいると伝えてある」と聞かされて、脅迫にならないことがわかって渋々引き上げてしまう。
「広島」ってーのは「ベビーバトン」の施設があるところで、永作夫妻はそこで子供を引き取っているのね。だから「広島のお母ちゃん」。
で、結果的に永作は子供に「広島のお母ちゃんだよ」って子供に紹介してソコで映画は終わりなんだけど…
辻村美月って何冊か本読んだんだけど、たぶん本の方がよく書けてるんだと思う。
映画を見ただけでは「感動ミステリー」…ってどこが?って感じだ。
原作者としては非常に残念かもしれないが、原作を読む時間はないのでやめておく。
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