カセットテープ・ダイアリーズ
カセットテープ・ダイアリーズ
2022-134カセットテープ・ダイアリーズ
2020年の映画、GEOの宅配で。
ジャベトはパキスタン移民、イギリスの田舎町の高校生。町は閉鎖的で市民は「パキ野郎」と差別的。父親は保守的で典型的なムスリムの家庭。
ジャベドは幼馴染のマットがやっているバンドの作詩をしている傍ら、自分でも詩を書いたり文章を書いている。
ある日高校で知り合った男からブルース・スプリングスティーンのカセットを貸してもらって、ブルースの詩に衝撃を受けたジャベドは抱えていた鬱屈を開放し始める。
自分の詩を先生に見てもらったり、気になる彼女に声をかけてみたりしているうちにいろんなことが変わっていって…という青春ドラマ。
「あぁ…よくある…」的な、本当に典型的な、型にはまったくらいのガチガチの設定なんだけど、これがまあ非常によくできている。
ワシ自身、ブルース・スプリングスティーンに特に造詣が深いわけでもないどころか、彼の曲もほとんど知らないのだが、まあジャベドの抱えている葛藤に突き刺さるんだろうな。
とてもよかったよ、ブルース・スプリングスティーンを知らなくても見て損はない。
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