モロッコ、彼女たちの朝

モロッコ、彼女たちの朝
2022-222
モロッコ、彼女たちの朝

2021年の映画、GEOの宅配で。

サミアは妊婦でホームレス。仕事を探していろんな家の扉をノックして「仕事ください」って訪ねて回るんだけどほぼ門前払い。

訪ねた一つの家でパン屋を営むアブラも追い返したんだけど、家の外で眠るサミアが気になって仕方なく家に招き入れる。アブラには娘がいて、サミアと娘も打ち解けて仲良くなる。

「明日出て行って」と言われたのに、サミアは「せめてものお礼に」と言って「ナントカ」っていうお菓子(?)を作って店先で売ることになる。

それでなんだかんだで店の手伝いをするようになって、結局居座っているうちに「子供が生まれたら養子に出して私は村に帰って結婚する」とかいうサミアがとうとう陣痛が始まって子供を産むんだけど、頑なに拒絶して「明日養子に出すから名前も付けないしおっぱいもあげない」という状態。

見かねたアブラが四の五の言うんだけど…

まあ結果的にサミアも子供に愛情が沸いてきて、子供を産んで間もない朝にアブラと娘に気づかれないようにそっと出て行って…おしまい。

原題の「Adam」は愛情が沸くのを恐れて名前さえ付けるのを拒否したサミアが付けた息子の名前。

余りにも地味な映画で、なんでこれを選んだのかわからないんだけど、まあまあ良かった。

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